INTERVIEW 09

一隻ごとの信頼を、次の受注につなげる

営業部艦艇営業課

2019年入社

A.Mさん

仕事内容

官公庁船の修理工事に係る入札・契約業務、乗員対応などを担当。海上自衛隊をはじめ多様な顧客との取り引きを担う。

「船」という存在の大きさに惹かれて

A.Mさん

01 佐世保重工業への応募の動機は?

私は関東の大学の文学部に進学したのですが、就活では「地元・長崎で働きたい」という気持ちが強くありました。県外で4年間暮らしてみて、長崎が好きだと改めて感じていたんです。

そんな中、会社説明会で「船のスケールの大きさ」「特殊な船にも対応できる技術力」という話を聞き、文系出身であっても営業として関われる仕事の幅広さに魅力を感じました。

受注から乗員対応まで。船の入港から出港までを支える営業

A.Mさん

02 現在の業務を教えてください

主に官公庁船の修理工事に関する入札・契約業務を担当しています。自衛隊をはじめ、海洋研究開発機構(JAMSTEC)や海上保安庁など、さまざまな機関の船が対象です。

契約後は、工事中の乗員さんへの宿泊・食事の手配から、自転車の手配といった細かいサポートまで行います。入港してから出港するまで、乗員さんの生活全体にも関わる仕事です。

営業というと"売る仕事"のイメージがあるかもしれませんが、実際にはお客様や現場と調整しながら、工事が円滑に進むよう支える役割が大きいと感じています。

03 受注を目指す中で、営業の難しさを実感した経験はありますか?

現地入札に行った際、利益を確保しながらも仕事を取りにいく必要があり、そのバランスの見極めに営業の難しさを強く感じました。当時、上司に「ここが営業の腕の見せどころ」と言われたのを、今でもよく覚えています。仕様書だけでは判断しきれない部分は現場に相談したり、ときには技術者と一緒に船を見たりしながら、受注に向けてチームで調整を進めています。

横断幕を持って見送るときの達成感

A.Mさん

04 この仕事のやりがいはどこにありますか?

大きな工事が完了して、船が出港していく瞬間がいつも一番印象に残ります。海上自衛隊の護衛艦の定期検査は5年に1回で、規模によっては一度の検査で1年近く入港していることもあります。入社して数年後、護衛艦の大規模定期検査の営業を担当したときは、1月に入ってきた船が12月にようやく出港しました。

出港の際は、関わったメンバー全員で岸壁に並んで見送ります。横断幕を持ち、帽子を外して礼をする。艦艇(海上自衛隊の船)側も乗員さんたちが同じタイミングでこちらに向かって手を振ってくれます。ゆっくりと離れていく艦艇を見送りながら「終わったな」という達成感がこみ上げてきました。この感覚は、この仕事でしか味わえないと思います。

05 顧客から信頼を得られていると感じる瞬間はありますか?

お客様から、ちょっとした確認事項でも気軽に電話をもらえるようになったときです。「信頼してもらえているんだな」と感じます。船の修理は一度対応すると現場も段取りを覚えてくれるので、お客様との手続きも次回からはスムーズになります。継続的な関係の中で、信頼を積み重ねていくことが大切だなと感じています。

基地に隣接する立地と技術力が、会社の強みになる

A.Mさん

06 営業から見て、佐世保重工業の強みはなんですか?

自衛隊の基地に隣接しているという立地は、他の造船所にはない強みだと感じています。突発的な修繕依頼があっても迅速に対応できます。国防に関わる船は緊急対応が求められる場面が多く、「近くて、すぐ動ける」というのは大きな信頼につながっていると思います。

また、JAMSTECの調査船や水産庁の船など、世間一般ではあまり目にしない特殊な船の修繕にも対応できる技術力があります。自衛隊の厳しい品質基準に対応し続けてきたことが、そのまま高い技術水準の維持につながっているのだと思います。

07 今後、どんな営業担当者でありたいですか?

自社として前例のない船の修繕を取りにいくことは刺激的ですが、それと同じくらい、継続してお付き合いしてきたお客様との関係をより深めて、「佐世保重工業なら安心」と思っていただける存在になることも大事だと思っています。一つ一つの案件と経験を丁寧に対応し積み上げていくことが、会社の安定にも、自分の成長にもつながると感じています。

MESSAGE

メッセージ

文系出身でも、ものづくりの現場を支えられます

私たち営業は、お客様との長期的な信頼関係を築きながら、現場の技術者たちとチームを組んでお客様に向き合う仕事です。

業界特有のルールや慣行は、先輩に聞きながら仕事の中で少しずつ覚えていくスタイルです。私自身、文学部出身でゼロからのスタートでした。職場は話しやすい人が多く、年齢が離れていても壁を感じることはないので、分からないことがあっても相談しながら進めやすい環境だと思います。

艦艇、調査など、普通の生活では関わることのない特殊な船の仕事に携われるのは、この仕事ならではの醍醐味だと思います。ものづくりの現場を支えながら、チームで仕事を動かすことにやりがいを感じる方に、ぜひ来てほしいです。

A.Mさん
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