INTERVIEW 01

「なくなったら困る」という製品を、縁の下で支える仕事

機械製造部機械課機械技術係

2020年度入社

M.Tさん

仕事内容

機械課における工事の見積もり・工程管理・資材手配などの業務を担当。現在は社内IT化推進担当も兼務し、現場の効率化・デジタル化に取り組む。

「この会社がなくなったら困る」という製品があると知って

宮原 大征

01 佐世保重工業(SSK)に入社したきっかけを教えてください

もともと自分より大きなものを扱う仕事に漠然と興味があって、ビルや船のようなスケールの大きいものに関わりたいという気持ちがありました。大学の教授から紹介してもらったのがきっかけとなりました。

調べていくうちに、特に惹かれたのが「 艦艇(海上自衛隊の船)の修繕」と「舶用クランクシャフト(船のエンジン内部でピストンの動きを回転に変える主要部品)の生産」という事業の希少性です。クランクシャフトは、エンジンの心臓部として強靭さと精密さの両方が求められる非常に重要なパーツで、「SSKがなくなったら困る」というお客さんが実際にいるような製品です。そのスケール感と、唯一性に強く惹かれました。

02 入社の決め手は何でしたか?

佐世保という造船の町の会社で、地元からも適度に近い距離であること、そして社宅・寮制度を含めた福利厚生が充実していたことが決め手でした。特に男性の独身寮については、家賃が安いうえに、食事も出ます。金銭面でも生活面でも大きな安心材料となりました。

現場の「つくる人」を支える仕事

M.Tさん

03 現在はどんな業務を担当していますか?

私は機械加工をするわけではなく、現場で作業される方のサポートをするスタッフ業務が主な仕事です。ひと言でいうと「工事をお金と時間の面で管理する」といった役割です。

自社工場の設備でちゃんと加工できるか、どのくらい時間がかかるか、材料の調達コストはどれくらいかを見積もります。実際に工事が始まると、今度は各工程の進ちょくを確認しながら、予定通りに進んでいるかを管理します。遅れが出そうであれば、残業や休日出勤の調整もします。

04 この仕事のおもしろさを感じるのはどんなときですか?

スケジュールもコストも、最初に自分が見積もった通りにはまったとき、ですね。ぴったりとはまった感覚がたまらないです。今でもうまくいかないことはありますが、どこの見込みが甘かったかを都度確認して、次に活かしていくのがこの仕事のおもしろさだと感じています。

また、加工順序を変えることで工数を約1割削減できたり、お客様に形状の一部変更を相談して不要な工程をなくせたりと、工夫の余地があるのも、現場の効率に直接つながっている実感でき、やりがいを感じます。

失敗を一緒に背負ってくれた先輩たち

宮原 大征

05 これまでの仕事で、印象に残っていることはありますか?

図面の書き間違えや資材の発注ミスなど、失敗をしてきたことが一番印象に残っています。製造に使う治工具の寸法を自分で図面に起こすことがあるのですが、若手の時にミスをして社内や外部の業者さんに修正を依頼しなければならない事態になりました。

その際、仕事を見てくれていた先輩が「自分が見ていなかった責任だ」と言って、一緒に頭を下げてくれたんです。自分のミスなのに、先輩が矢面に立ってくれる。申し訳なさと、ありがたさが同時にこみ上げてきました。

フォローだけでなく、「なぜこのミスが起きたか」を一緒に原因を突き止めて、次からどう防ぐかも一緒に考えてくれました。失敗を叱るのではなく、学びに変えてくれる先輩がいたことは、今の自分の土台になっています。

06 職場の雰囲気はどうですか?

「礼儀と感謝を持って接する」という人が多いです。先輩も自分の仕事を抱えながら教えてくれているので、教えてもらって当たり前という態度ではいけない、と感じます。基本的に優しくて、仕事上の相談もしやすい雰囲気です。プライベートで釣りやキャンプに連れて行ってもらったこともあります。年に2回のスポーツ大会もあり、部署対抗なのですが、他部署の人とも仲良くなれる機会になっています。

デジタル化を進め、現場の手間を減らしたい

宮原 大征

07 今後、挑戦したいことはありますか?

通常の工事担当業務に加えて、社内IT化推進の担当にもなりました。まず取り組みたいのが、現場の日報のデジタル化で、班長さんの管理作業の負担を減らしたいです。図面のデジタル化・データベース化も課題です。将来的にはAIを活用する可能性もあると感じています。

設備更新の管理など業務の幅も広げていき、部署全体に貢献できる人材になることが目標です。

MESSAGE

メッセージ

「珍しい仕事」をやってみたい気持ちがある方へ

入社後は、先輩に少しずつ業務を譲ってもらいながら、実際に手を動かす中で覚えていくスタイルです。最初から全部わかる人はいませんし、私も最初は何もわからない状態でした。でも、「じゃあ今度はやってみて」と少しずつ任せてもらえるので、業務の幅は確実に広がっていきます。

「珍しくて、他ではできない仕事をやってみたい」という気持ちがある方には、ぜひ来てほしいです。担い手がいなくなればこういった事業は立ち行かなくなっていく。われこそは、という方を待っています。

宮原 大征
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