INTERVIEW 07

髪の毛一本も許されない。厳しい品質基準を守る検査の仕事

統括部品質管理課

2009年入社

U.Kさん

仕事内容

艦艇(海上自衛隊の船)修繕に関わる検査業務を担当。電気・誘導武器・通信電子分野を中心に、修理を終えた機器が品質要求を満たしているかを確認する役割を担っている。

艦艇に関わる仕事がしたかった

U.Kさん

01 佐世保重工業を知ったきっかけを教えてください

幼いころに見た『宇宙戦艦ヤマト』がきっかけで、もともと船に興味がありました。大学生のときに自衛隊の一般公開で実際の艦艇を見たことがきっかけで、さらに興味が強くなりました。そこから「艦艇に関わる仕事がしたい」と思うようになり、地元に近い佐世保でそういった仕事ができる会社を調べたのが、佐世保重工業を知ったきっかけです。実は、就職活動ではほかの企業は受けていません。「ここで働きたい」という思いが最初からはっきりしていました。

02 入社前後で、会社のイメージに変化はありましたか?

入社前は、造船業に対して「きつい」「汚い」「危険」という、いわゆる3Kのイメージを持っていました。でも実際に入社してみると、艦艇修繕の現場は整理整頓が行き届いていて、印象は大きく変わりました。お客様の大切な持ち物を扱う仕事でもあるので、きれいに保たれているんだなと感じました。

わずかな誤差も許されない艦艇の安全を支える検査

U.Kさん

03 現在の業務を教えてください

艦艇修繕に関わる検査業務を担当しています。修理を行った機器が、品質の要求項目を満たしているかを、検査を通じて判断する役割です。主に担当しているのは、電気、誘導武器、通信電子の分野です。

たとえば、発電機の検査では測定器で数値や波形を確認したり、規定値に入っているかをチェックしたり、分解後の部品の状態を確認したりします。検査内容は幅広く、項目も多いです。

04 この仕事のおもしろさを感じるのはどんなときですか?

簡単な試験ではないので、調整作業を繰り返して、最終的にきちんと基準を満たしたときは達成感があります。

特に印象に残るのは、誘導武器の検査です。ほんの少しのズレも見逃せない世界で、場合によっては髪の毛一本ほどの異物でも影響が出ることがあります。だからこそ、少しでも気になるところがあれば、その場で現場に伝えて、測り直しや再確認をお願いします。後でやり直すより、今きちんと確認する。その積み重ねが大事だと思っています。

立場は違っても、現場と同じ方向を向いている

U.Kさん

05 職場の雰囲気を教えてください

品質と安全に関しては厳格な人が多い職場です。細かいところまで正確にやり切る姿勢は、現場全体に根付いています。ただ、それは仕事に対して真剣だからであって、普段は冗談を言い合えるような関係性があります。

私の仕事は、現場が修繕・調整した機器を検査する役割なので、基準に収まらない場合はフィードバックをする必要があります。最初は少し気を遣う部分もありましたが、現場から「少しでも気になることがあったらすぐ言ってほしい。後でやり直すよりいい」と言ってもらえていたので、今は気になった点はすぐに伝えるようにしています。検査と現場が同じ方向を向いて仕事をしている、という感覚があります。

06 知識や技術はどのように身につけましたか?

基本はOJTです。最近は組織の多能化の取り組みで、武器関係の検査にも携わるようになりました。専門知識がない状態からのスタートでしたが、周りのサポートを受けながら、新鮮な気持ちで業務に取り組めています。艦艇の装備は常に新しい知識が必要になるので、教育資料や取扱説明書を読んで、少しずつ知識を積み重ねています。

家族「ワンチーム」で子育てと仕事の両立

U.Kさん

07 子育てとの両立について教えてください

現在、10歳から2歳までの4人の子どもがいます。夫は長期出張もある仕事なので、体力的にきつい部分も正直あります。それでも続けられているのは、職場の理解と協力があるからです。

子どもの急な体調不良で休まないといけないときも、係のメンバーが「どうにかなるから行っていいよ」と声をかけてくれます。上司も子どもが4人おり、子育ての悩みも理解してくれます。そういった安心感は、日々の仕事を続けていく上でとても大きいです。

時間単位の休暇も取れるので、通院や学校行事など急な用事にも対応しやすいです。1人目・2人目のときは時短勤務も利用しました。

08 家族の存在が支えになっていることはありますか?

子どもたちには「船を動かすために働いている」と伝えていますが、「すごいね」と言ってくれます。何も言わないのに洗濯物を畳んでくれていたり、お風呂掃除をしてくれていたりすると、「一緒に頑張っているんだな」と感じます。家族がチームとして動いているような感覚です。

MESSAGE

メッセージ

艦艇に興味がある人には理想の職場です

「造船所は男性の職場」というイメージを持っている方もいるかもしれません。私が入社した頃は女性に必要な設備が少なくて不便に感じることはありましたが、今は環境も整ってきていて、女性でも働きやすい職場に変わってきています。

艦艇に興味がある方にとっては、本当に理想的な職場だと思います。実際の艦艇に関わりながら、その機器の用途や仕組みを現場で学んでいける環境は、ここならではだと感じています。

U.Kさん
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